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間取りのお話。正方形の交わる空間

2018年04月20日
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四間四方の正方形の空間が交わる間取り。考え的にも構造的にもとてもシンプルな間取りです。

2階部分その正方形を活かして、ほうぎょう屋根をのせる。ほうぎょうとはとんがり屋根の事だ!家を計画した時に若ければ、家族が少ない事が多く、若くなければすでに増えた家族が巣立っていき、同居する人数が少なくなっていることもあるでしょう。そんな時は無理に部屋を作らずに、あえて吹き抜けにしてみる。

下屋部分は収納とユーティリティとして使い、屋根をかけずに、陸屋根でデザインする。それが方形をさらに際立たせ特徴的な外観になる。開口部は交わりできた入隅に集中させる。

構造的には上から見ると田んぼの田の字。とてもシンプルで合理的、真ん中の柱以外は壁は自由に配置できるし、除くこともできます。

なかなかこんな間取りが配置できる好条件の宅地は手に入りませんが、箕面新町あたりではまだまだチャンスはありますね


箕面市 豊中市 注文住宅

1F 21.8坪 2F 9.0坪
合計 30.8坪