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2017年6月17日(土)『強固な家造り相談会』を開催。午前1組・午後1組(2組限定)

21世紀は地震の世紀

アメリカの地質調査所(USGS)は、20世紀以降に起きた地震のデータをホームページで公開しています。 その地震データの内、マグニチュード6以上、及びマグニチュード7以上の地震の発生件数をグラフ化したのが下のグラフです。 このグラフには、1923年の関東大震災、神戸に壊滅的な被害を及ぼした阪神淡路大震災(1995年)、中越地震(2004年)、東日本大震災(2011年)も含まれています。 グラフを見て直ぐに気づくのが、2000年以降に地震の発生件数が急激に多くなっています。 願うことならば、このまま収束に向かってほしいものですが、21世紀を日本で生きていく私たちとって、残念ながら多くの地震と向き合っていく必要があります。

南海トラフが動いたら箕面市は震度6

過去発生したマグニチュード6以上の地震の20%は日本で発生しており、日本近海ではまもなく南海トラフが動くことが予測されております。 南海トラフが動くと、シュミレーションの結果、箕面市は震度6で揺れます。 阪神淡路大震災の発生時に、箕面市は震度4でしたから、その揺れの大きさは比べものになりません。 誰でも自分の家は大丈夫だろうかと、心配になるものです。

マグニチュード6以上、及びマグニチュード7以上の地震の発生件数

耐震等級と建物被害状況

建物を建てる国の基準として、建築基準法という法律があります。 この建築基準法では、阪神淡路大震災の被害状況を元に2000年に法改正が行われ、住宅の耐震性能の基準が見直されると共に、住宅の耐震性能を比較するための等級が定められました。
耐震等級1 建築基準法と同程度の耐震性能を持つ建物
耐震等級2 建築基準法の1.25倍の耐震性能を持つ建物
耐震等級3 建築基準法の1.5倍の耐震性能を持つ建物
2016年4月に発生した熊本地震では、耐震等級1と2の住宅で倒壊する被害が報告されていますが、耐震等級3の建物では倒壊している建物はありませんでした。 この熊本地震の結果から、住宅の耐震性能は、1.5倍の耐震性能を持つ耐震等級3が求められます。

耐震等級と建物被害状況

今住んでいる家の多くは耐震等級1

10年以上前に建てられた木造住宅の場合、多くは住宅が耐震等級1で建設されています。 このため、南海トラフが動いたら、多くの住宅で、倒壊もしくは住むことができなくなる程の被害が想定されます。 実際に、熊本地震では、築35年以上の住宅では半数が倒壊し、築15年以上の住宅では19%の住宅が倒壊し、築15年以内の住宅においても7%の住宅が倒壊しています。

南海トラフが動く前に

地震で家が倒壊すると、生活が混乱するばかりでなく、家族の命までも奪われてしまいます。南海トラフが動く前に、今お住まいの家の耐震性能を含めて家造りについて、お考えになる必要があると思います。
4月15日(土)『強固な家造り相談会』を開催します。現在住んでいる家は、震度6の地震がきたらだいじょうぶなのか、建替えをするべきなのか、耐震補強が必要なのか、一級建築士が個別の無料相談に乗ります。多くの方のご相談に乗ることはできませんので、2組限定の開催となります。

強固な家造り相談会
強固な家造り相談会
『強固な家造り相談会』を開催。午前1組・午後1組(2組限定)

開催内容

日程 2017年6月17日(土)
時間 午前の部10:00~12:00(1組) 午後の部14:00~16:00(1組)
テーマ 地震に強い家造り
名称 『強固な家造り相談会』を開催。午前1組・午後1組(2組限定)
費用 無料
会場 ホームデザインサポート本社
住所 大阪府箕面市箕面5-12-68 2階
講師 一級建築士
構造
面積
最寄駅 阪急電鉄箕面駅
参考
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担当 福山
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