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間取りのお話。大きくて瀟洒(しょうしゃ)な二世帯住宅の家

2018年05月04日
テーマ


今回は瀟洒(しょうしゃ)な二世帯住宅家がテーマ。瀟洒とは「すっきりとしゃれている様子。俗っぽさがなく、あかぬけしていること」です。
ホームデザインサポートでは注文住宅を作る際、永く飽きの来ない外観を目指して設計しています。派手さはないが何故か好感が持てる感じが私は好きですね。
そこでヨーロッパの街並みから、見かけた家を日本向けに改造してみました。

面積は50坪ほどとかなり大きく総二階のレイアウト。しかしながら決して威圧感がある家ではなく、むしろ、瀟洒で小さな家に見えるようにしてみました。

2階の階高を低く抑えることで、外観からは40坪位の家にしか見えない。しかし中はちがう。逆に広く見えるように、低く抑えた階高の代わりに、勾配天井にして屋根裏空間をインテリア空間として最大限に利用する。ロフトを追加することも可能です。

1階は親世帯の空間。あえてベットルームは一つでリビングダイニングを広々と取ってみました。これで子世帯が遊びに来てもゆったりと楽しめます。デッキスペースではバーベキューも可能ですよね。

2階はもちろん子世帯、下の親世帯スペースに広々としたリビングがあるのだから、あえてそこまで広いリビングは必要ない。これで十分。どうしても足りなければロフト空間をさらに追加して広げることは全然可能です。

これで二世帯が十分に暮らせる間取りが出来上がりました。完全二世帯住宅というよりは共同2世帯住宅バージョンですね。親世帯と孫がしっかり交流できるタイプです。

外観的に全室にバルコニーをつけたがるのが欧風の古い家の様式のようなので、今回はあえてつけています。



1F 24.0坪  2F 24.0坪
合計 48.0坪