イタリア北部の山間で見つけた小住宅の間取りを日本向けに改造してみました。
山の中なので傾斜地に建っている家ということです。箕面エリアだとか、北摂の人気住宅地は傾斜している物件が多いですよね。
これは北から南に下がっている土地の場合ですが、南側に深基礎を配置して斜面に合わせる形をとっています。場合によっては深基礎部分を地下室っぽく利用できるかもしれません。
こうすると当然南側から外に出る際に大きな段差が生まれてしまうため一階にもバルコニーもしくは大きなデッキが必要になります。
食事をしながら景色を楽しむために、飛び出したガラス張りの小部屋をつくって、そこをニッチダイニングにしてみました。構造的には床根太をオーバーハングさせてその上をバルコニーにするのでコストも抑えられます。
出窓感覚のダイニングですね。
さらには各部屋にデザイン的にバルコニーを配置してみる。イタリア北部の山間での写真でもよく見るデザインですよね、これがあっちの方の伝統の家の証かもしれませんね。
箕面市,豊中市,注文住宅
1F 15.0坪 2F 14.0坪
合計 29.0坪