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間取りのお話。イタリアン小住宅

2018年05月28日
テーマ

イタリアン小住宅

イタリアのボローニャの農村で見つけた、ちょっと気になる小住宅を日本向けに改造。

歴史と風土が作り出した外観は、窓は小さめで、規則正しい配置になっている。市街地ではプライバシーを考て窓が小さくなったのだろうか?日本と違ってヨーロッパの国々は陸続きなので、その昔は防衛という意味もあったのでしょう、他国が攻めてくることも考慮した窓の大きさなんでしょうか?その通りに作ってみると、窓や壁のプロポーションは、繊細でまとまっていて、かわいらしい家になります。

この家に、日本人が住む事ができる間取りを考えてみた。外観はクラシックでも、生活スタイルは現代流である。

玄関に入ると、らせん階段がダイニングエリアとリビングエリアを分ける。ワンルームなので、断熱性の良い家にすれば暖房器具は一つで十分。24時間空調を特殊な機器を使わずに実現できます。

2階の子供寝室はあえて小さく、外にスタディエリアを配置。主寝室は余裕のある大きさ、ウォークインクロゼットや書斎を取っても十分な広さですね。

余分な廊下がないので以外に広々した間取りになりました。



1F 14.8坪 2F14.8坪
合計 29.5坪